2021.05.31
小さな備品3
コロナ過でのオリンピック
コロナまん延防止の為、緊急事態宣言が6月21日まで延長されました
オリンピック世代(昭和39年生まれ)の私としては開催して欲しい気持ちでいっぱいです(実際に見てみたい、あの感動は他では味わえないと)
開催まで本日から数えて53日後(あと1カ月半)本当に開催されるのか?
開催延期?開催しない?様々なご意見があるとは思いますが
私の生きている間には日本では見れないと感じてしまいます
早くコロナの終息を願うのみです
小さな備品3
今回ご紹介はDLCコーティングの小さな備品3です (形状は四角柱でコナーR付き)
DLC「Diamond like carbon」の略です。
その名のとおり、ダイヤモンドに類似した★高硬度★電気絶縁性★表面平滑性★外線透過性などを持つカーボン薄膜のことです。
以前のこの記事を見て頂いたお客様からのご依頼で今回製作いたしました
弊社DLCの事例
・金型主要部分の高寿命のご相談 → 約2200HK 表面硬度
・摩擦材の成形時の離形成のご相談 → Ra:約0.02μm表面粗さ 0.1~0.2摩擦係数 (昨日掲載いたしました0.2~0.3摩擦係数より摩擦係数が優れております)
・近年、製品精度の向上により、従来一般的に使用される表面処理(硬質クロームメッキ)
の寸法精度のバラツキ解消→約6μm(DLC層約3μm)
部品の詳細
材質は素材はハイス (SKH55)硬度HRC64以上
表面磨き SMAP (コーナーにR)最終的にはダイヤモンドのメディアにて研削をしましたRa0.085~0.08程度まで、磨けました
対辺の寸法精度+-0.002
表面処理 DLCコーティング
製作数10個 コーティング後の寸法が対辺に対しての精度+-0.002とコーティングの幕厚を業者と打ち合わせし
考慮しながらの難しい加工となりました
最後に
摩擦材の成形は高精度化が進み、動く素材の特性をよりシビアな加工精度によりコントロールする
段階になってきていると感じさせられます
その難しい要望に日々応えていく事により5年後10年後の弊社があると信じております
摩擦材の事なら実績50年
千葉県 八千代市 有限会社 英 工業にご相談ください
何か?突破口を回答出来ると思います